中小企業において、Webサイトのセキュリティは軽視されがちですが、近年のサイバー攻撃の増加により、その重要性はますます高まっています。一度セキュリティ事故が発生すると、顧客の信頼を失うだけでなく、金銭的な損害や法的リスクに直面する可能性もあります。本記事では、中小企業が最低限知っておくべきセキュリティ対策を分かりやすく解説します。

セキュリティ対策を怠るとどうなるのか

Webサイトのセキュリティ対策を怠ると、さまざまなリスクに直面する可能性があります。

主なリスク

  • 不正アクセス:管理者権限が奪われ、サイトの改ざんや不正なコンテンツの挿入が行われることがあります。
  • Webサイトの停止:攻撃によってサーバーがダウンし、Webサイトが一時的または長期間停止する可能性があります。
  • 企業のイメージダウンにつながる:セキュリティの不備やセキュリティが脆弱であると、ユーザーや顧客は企業の信頼性が低いと感じてしまい、信頼を損なってしまいます。
  • 金銭的損失:サイバー攻撃の被害により、賠償金や復旧費用が発生することがあります。

万が一の事態に備え、適切な対策を講じることが重要です。当社では、リスク評価や対策立案についてのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください!
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阿部亜衣

SSL証明書の導入

SSL(Secure Sockets Layer)は、Webサイトとユーザー間の通信を暗号化する技術です。これにより、第三者が通信内容を盗聴するのを防ぐことができます。現在、GoogleはSSL証明書を導入していないサイトに対して「安全ではない」と表示するため、信頼性を確保するためにもSSL証明書は必須です。

(SSL証明書エラーやサイトのセキュリティ警告が発生したときに表示される警告画面の例)
(SSL証明書エラーやサイトのセキュリティ警告が発生したときに表示される警告画面の例)

導入のポイント

  • 自社のWebサイトを管理している専門家に依頼する。
  • SSL証明書の更新を忘れないよう、自動更新機能を活用する。

強力なパスワードと多要素認証(MFA)

Webサイトや管理ツールにアクセスするためのパスワードは、サイバー攻撃の最初の標的になりやすい部分です。簡単なパスワードを使用すると、不正アクセスされるリスクが高まります。

実践すべき対策

  • 8文字以上で大文字、小文字、数字、記号を組み合わせたパスワードを設定する。
  • 定期的にパスワードを変更する。
  • 多要素認証(例:SMS認証や認証アプリ)を導入することで、セキュリティをさらに強化する。

CMSのセキュリティ対策

多くの中小企業が利用するWordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)は便利ですが、セキュリティ対策を怠ると攻撃の標的になります。

注意すべきポイント

  • 使用しているCMSやプラグイン、テーマを常に最新のバージョンに保つ。
  • 信頼性の低いプラグインやテーマの使用を避ける。
  • 管理画面のURLを標準から変更する(例:/wp-admin をカスタマイズ)。
  • 管理者アカウント名を“admin”にしない。

弊社では多数のWordPressサイトを運用しております。システムのアップデートやバックアップ等、安全な運用体制を実現しておりますので、お気軽にご連絡ください!
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阿部亜衣

サーバーとネットワークのセキュリティ

Webサイトへの不正アクセスやマルウェア感染を防ぐため、インフラ自体のセキュリティを強化することも重要です。

具体的な対策

  • ファイアウォールを設定し、不正な通信を遮断する。
  • サーバーのポートを必要最低限に制限する。
  • SSHなどの管理アクセスには、IPアドレスの制限をかける。
  • セキュリティソフトウェアの導入
  • ウイルス対策ソフトをサーバーにインストールし、定期的にスキャンする。
  • サーバーログを監視して、不審な動きを早期に検知する。

定期的なバックアップ

万が一、セキュリティ事故が発生した場合、最新のバックアップがあることで迅速に復旧できます。

バックアップのポイント

  • データベースやファイルの自動バックアップを設定する。
  • ローカルとクラウドの両方にバックアップを保存する。

バックアップの方法がわからない、バックアップはとっているが保存方法や復元方法はよくわからない、などのお悩みがあれば、ぜひ当社にご相談ください。Webサイトの安全な運用をサポートいたします!
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阿部亜衣

従業員へのセキュリティ教育

従業員の不注意や知識不足が、セキュリティ事故の原因になることも少なくありません。全員が最低限の知識を持つことが重要です。

教育内容の例

  • フィッシングメールの見分け方。
  • 不審なリンクや添付ファイルをクリックしない重要性。
  • セキュリティポリシーの遵守。

セキュリティ事故の対応計画

万が一セキュリティ事故が発生した場合の対応計画を事前に用意しておくことで、被害を最小限に抑えることができます。

対応計画のポイント

  • 緊急時の連絡体制を整備する。
  • 問題が発生した場合の手順を文書化しておく。
  • 外部のセキュリティ専門家と契約し、迅速な対応を依頼できる体制を作る。

中小企業が取り組むべきセキュリティ対策

中小企業が取り組むべきセキュリティ対策は、必ずしも高度でコストのかかるものではありません。本記事で紹介した基本的な対策を参考にして、まずは実施可能な部分から取り組みを始めてみてください。また、運用する中で不安や課題があれば、外部の専門家やITサポートチームに相談することも検討してください。顧客の信頼を守るためにも、セキュリティを優先事項として取り組んでいきましょう。

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